長襦袢の寸法の出し方


「長襦袢は、外からは見えないから、どんなものでもいいかも」・・と思っていませんか?
いいえ、着物は洋服と違って、衿や袖口やふりから襦袢が見えますよね。
長襦袢の寸法は着物姿を美しく見せるためのベースとなり、とても大切なのです。
きものとのつり合いや、ご自分の体型に合わせて、襦袢を用意しましょう。




@ 図






着物とのつり合い
A 図

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身丈
長襦袢の身丈は、身長の8割位が基準となります。
おはしよりがないので体型にあわせて、裾から出ない長さにします。
夏物の透ける薄物の場合は、あまり短いと見苦しく見えるので少し、注意して決めてゆきましょう。
裄〔ゆき〕
襦袢の裄は、着物の裄より2分ほど控えます。
裄=肩幅+袖幅となりますが、肩幅は着物と同じで、袖幅で2分ほどマイナスします。
袖幅
袖幅は 着物 より2分マイナスが一般的です。
着物のふりや袖口から襦袢が出てはいけませんが、ちらりと見える方が楽しいですね。それだけに、色や柄を慎重に選びます。
袖丈
袖丈も着物より2分マイナスが一般的です。
着物とより内側になる襦袢は、その分丈を控えて丁度よいのです。
袖付
袖付けも見えては見苦しい部分ですので、やはり着物の付け寸法よりも2分ほどマイナスするのが一般的です。
袖口
着物の袖口から、襦袢のふさが見えないように、着物の袖口寸法より2分ほどプラスします。
肩幅
着物と同寸にします。
肩幅は「裄−袖幅」となりますので、裄・袖幅の寸法によって、肩幅はおのずと決まってきます。
身幅
後幅と前幅は、襦袢の種類・形によって異なります。
一般的 @図のような、褄下付きで2寸幅の竪衿が付いているものですと、後ろ幅は着物より3〜5分プラス、前幅は8分〜1寸をプラスします。
先に言った通り、襦袢の形が変わると身幅の決めまたも、また変わってきますので、これが全てではない事は覚えておきましょう。




女物襦袢 標準寸法

身長155cm 腰回り90cm 体重47kg〜50kg位 の場合
名称 cm 尺 寸 分 鯨1寸=3.79cm 1尺=37.88cm 1cm=2分6厘4毛
身丈(背から) 125.0 33.0 身丈-30cm もしくは、身長×0.8
63.7 16.8 長着-0.8cm 〔0.2〕
袖丈 48.5〜52.83 12.8〜13.8 長着-0.8cm 〔0.2〕
袖付 20.2〜22.2 5.3〜5.8 長着-0.8cm 〔0.2〕
袖幅 32.6 8.5 長着-0.8cm 〔0.2〕
袖口 23.5 6.2 長着+0.8cm 〔0.2〕
袖の丸み , , 長着が4cm以上〔1寸〕の丸みの場合は、長着と同じ丸みにする。
後幅 30.0 8.0 長着+1cm〜2cm 〔0.3〜0.5〕
前幅 26.5 7.0 長着+3cm〜4cm 〔0.8〜1.0〕
肩幅 31.5 8.3 長着と同寸
衿肩明 8.6 2.2 長着-0.4cm 〔0.1〕
身八ツ口 13.0〜15.0 3.5〜4.0 袖付け+身八ツ口 を、長着と同寸になるように決める。
繰越 2.0 0.5 長着と同寸
衽下り 17.5〜19.0 4.5〜5.0 長着衽下りー4cm〜6cm〔1.0〜1.5〕
衿幅(棒衿) 5.5 1.4 ,
衿幅(バチ衿) 衿肩回り 5.5 1.4 ,
剣先 6.5 1.7 ,
衿先〔竪衿先〕 7.5 2.0 ,
衿幅(広衿) 10.6 2.8 ,

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