男のきもの

まずは浴衣から


「着物まではなかなか・・」という方は、まず浴衣から入り、着物に着慣れていかれると
いいですね。最近は洋服感覚で選べる、仕立て上りの浴衣がよく出回っています。
合わせる小物も、浴衣なら和物にこだわらずに、普段使っている物でも
おかしくはありません。そして、仕立て上りの浴衣を着こんできたら、
今度は、ご自分に合ったあつらえものに挑戦してみて下さい。
浴衣とはいえ、やはり、自分の体にぴったり合ったものこそが着心地がよく、
着姿も美しくなります。
  反物   仕立て上り   セットもの



 羽織とアンサンブル

同一柄、同一品質でできた揃いの着物と羽織を「アンサンブル」、または「対(つい)」とも言います。
アンサンブルを、これからあつらえようと思ったら、「1疋(いっぴき)」といって、はじめから2反分の長さ
で売っている物を求めます。
アンサンブルは、必ずしも揃いで着なければならない、と言う事はありません。
むしろ別々に選んだ方が、おしゃれさが断然違ってきます。
無地もしくは、無地感覚の細かい柄のものがコーディネイトしやすいようです。
男性用は色選びにも限界がありますが、羽織のひもなどでお洒落を楽しむ事ができます。

  アンサンブル  

  羽織のひも



 男きもののサイズ

男の着物の場合、女性用のように「おはしょり」で調節をする事ができません。
この「おはしょり」がないことで、サイズ合わせに気をつけなければならない箇所があります。
この箇所のサイズがピッタリ合ったかどうかが、格好よく着れるかのカギとなります。

着 丈・・・・・・・・・足のくるぶしが隠れるくらいを目安にしましょう。
                      通常は【身長×0.83〜0.85】を着丈とする。

褄 下・・・・・・・・・裾から衿付けまでの長さ。衿下ともいう部分です。
                     この部分が短いと、帯を締めたときに衿先が長く出てしまい、野暮ったく見る。
                     逆に長すぎると、衿先が帯の中に隠れてしまい、着崩れの原因ともなります。
                     通常は【身長×1/2】もしくはさらに2cm程短くします。

内揚げの位置・・帯で内揚げの線が隠れるのが理想です。表に覘くのはあまり格好よくありません。



 男性用の帯

角帯
兵児帯
  角 帯  
 普段着から礼装用と幅広く用いられる帯です。
 素材は多々ありますが、初めての方には、
 「博多織り献上帯」が 利用価値が広くお奨めです。
 その他、綿やウール、紬モノ、夏用の麻、など。
 また、リバーシブ仕立ての角帯もあり、全くイメージの違う
 着こなしが楽しめます。
  兵児帯  
 各帯よりカジュアル感覚で用いるのが、
 「兵児帯(へこおび)」です。
 子供の浴衣に結ぶ、長い布のような帯とにています。
 部分的に絞りがあるものや、総絞りの高級品もありますが、
 正式な場所には不向きとなります。


 着物の素材と格

男性用の第一礼装は、「紋付き羽織り袴」で、黒の無地となります。
「袴(はかま)」は縞織り「仙台平」をつけますが、縞柄が細いほど年配者となります。また、グレーやブルーなどの色紋付きの着物と羽織に袴もあり、女性用の色留袖にあたり、第一礼装となります。
気軽な外出には「 木綿 」、普段着にもちょっとした外出着にもなるのが「つむぎ」、紋をつければ外出着から略礼装まで着られるのが「お召」、と考えて下さい。
夏用は女性ものと同じく、「紗」、「絽」、「ちぢみ」、「麻」など一般的となります。
木綿 大島紬 お召し


下着・襦袢はどんなものを?

着物の下には、「男性用長襦袢」を着ます。男物の着物は、色柄共に地味なものが一般的ですので、その分下着に凝るというのがお洒落とされています。
特に、背中などにかなり派手な絵柄をあしらったものもありますが、最近は幾何学模様などシンプルなものをお選びになる方が多いようです。
普段着の着物の下は、長襦袢の代わりに、腰までの長さの「半襦袢」と「裾よけ」、
または「ステテコ」が快適でよいでしょう。



 小物で個性を出す

半衿・・・・・ 女性の場合は白い半衿が一般的ですが、男性用は礼装以外は黒や紺、茶、グレーなどを用います。無地以外にも縞や各通しなどの柄物もお洒落ですね。
たび・・・・・・ 足袋も半衿同様に、礼装以外は黒や紺、茶、グレーなどを、着物に合わせて選びます。直接肌につけるもので唯一すべて表に見えるものです、ときには冒険されてお洒落な足袋をはいてみるのも楽しみと思います。
履物・・・・・ 男性用の場合は「草履」「下駄」他に、「雪駄」があります。台の付いているものが草履で、台がなく畳などを重ねて作ってあるものが「雪駄」といいます。どれもサイズを選ぶ際は、履いた時に少しかかとがはみ出るくらいの物が履きやすく粋です。
羽織の紐・・ 羽織のひもは、組みひものものがほとんどです。平打ち・角打ち・丸打ちのものがあります。男物の着物は地味めな色が多いので、羽織のひもはお洒落の重要なポイントになります。ネクタイ感覚で選んでみて下さい。


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